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地震による「圧死」を防ぐために、今できること

警視庁の発表によると、令和6年の能登半島地震では、亡くなられた方のおよそ4割が「圧死」──つまり、家屋の倒壊や家具の転倒などによる命の喪失だったそうです。

この事実から見えてくるのは、「家具の固定」はもちろんのこと、「家そのものの耐震性」にも目を向ける必要があるということです。

とはいえ、「うちの家は何度も地震を耐えてきたし、大丈夫なのでは…」「耐震補強といっても、大がかりで高額そう」と感じる方も多いはず。

でも実は、耐震リノベーションは何もかもしなければならないというわけはなく、無理なく取り入れられる選択肢もたくさんあるんです。

【耐震リノベーションでできること】

①屋根の軽量化

瓦屋根などを軽くて丈夫な素材に変更する。

②壁の補強

新しい壁を設置したり、筋交いや耐震ダンパーで既存の壁を補強するなど。

③接合部の補強

土台と柱・梁と柱など、構造をつなぐ部分を「耐震金物」で補強。

④耐震シェルターの設置

部屋の中に頑丈なフレーム構造の空間を作り、“命を守るスペース”を確保。

⑤基礎の補強

ひび割れの補修や、基礎の打ち増しなどで、家の土台を強くする。

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まずは、無料相談で今のお家の状態をお聞かせください。
その後、耐震診断を実施し、数値で耐震性能を「見える化」します。
それにより家の弱い部分が分かり、どのような耐震対策が必要か、ご相談できるようになります。

耐震診断は10~15万ほどかかりますが、香川県では、耐震診断に最大9万円(90%)の補助が出る場合もあります。
耐震リノベーション工事についても、補助金が出る場合がありますので、費用についてもご相談できます。

明日来るかもしれない地震にそなえて。
「今できること」から、命を守る備えを始めませんか。