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今、見直されている「畳」を取り入れた生活

【和室の減少】

近年、新築住宅では「和室」を見かける機会は減っています。
和室が減ってきた背景には、次のような点があげられます。

・ベッドやソファーなどの洋風ライフスタイルの変化
・畳やふすま、障子など、和室ならではの手入れが大変
・核家族化により、部屋数そのものが減っている

こうした背景から和室は減少傾向にあります。

しかし一方で、和室が好きな割合は依然として高いまま。
和室に関する調査では、「理想の家に住めるなら和室・畳のある部屋が欲しいですか」と聞いたところ、7割弱の人が和室が欲しいと答えています。

欲しい      38.4%
やや欲しい    30.7%
あまり欲しくない 19.5%
欲しくない    11.5%
【株式会社プラネット『Fromプラネット』第180号 n=4000)】

子育て世帯では、「遊び場」「お昼寝スペース」「家事などをしながら子供を見ることが出来る場所」としても人気が高くなっています。

【「畳スペース」の魅力】

そのような背景の中で、近頃は手入れが大変な「和室」ではなく「畳スペース」を取り入れるお客様が増えているように感じます。
「畳スペース」とは、リビングの一角の小さな畳コーナーや、ちょっとした畳の小上りなどのこと。
古い家をリフォームする際に、部屋は和室タイプから洋室タイプにリノベーションするけれど、少しだけ「畳スペース」も作る、というお客様もいらっしゃいます。

例えば以下のような事例があります。

事例① 洋風の部屋の一角に、くつろげる畳の小上りを作る

家をリノベーションする際、リビングの畳を床材に変えたけれど、一部に畳の小上りを取り入れた事例です。

事例② 洋風の暖炉のあるお部屋に、くつろげる畳スペースを取り入れる。

こちらのお家では、暖炉の部屋に畳を取り入れました。

畳のカラーバリエーションが増えた今、洋風の部屋の木材やタイルに合わせても、畳は取り入れられるようになっています。

【日本の暮らしに合う畳】

洋風の部屋では、ベッドは「寝る場所」、椅子は「座る場所」と役割は決まっています。
一方で畳は、「座る」「寝る」「ゴロゴロする」「何もしない」など、一つの空間でどんな過ごし方もできるところが魅力です。
この柔軟さこそ、日本の暮らしに合っている理由かもしれません。

お部屋に少しだけ、畳で彩りを添えてはいかがでしょうか。

畳を取り入れたリノベーションのお見積りは、ぜひお気軽にユメックスリフォームまで!